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ガーデニング

つるなしインゲン(マメ科インゲンマメ属)

2017年8月 - 土壌医●藤巻久志

 インゲンは改良が進み、ほとんどが筋なし品種になりましたが、子どもの頃、筋取りの手伝いをしたことがある人は多いと思います。子どもはお手伝いでいろいろなことを学びます。ぜひキッチンガーデンでも子どもにお手伝いをさせてください。
 インゲンは関西では三度豆というように、生育期間が短いので何回も種まきできます。温暖地・暖地では8月末までまけます。
 インゲンにはつるあり品種とつるなし品種があります。どちらの品種も、日当たりが良ければ、ベランダでも栽培できます。つるなし品種は早生で、支柱を立てる必要もないので、プランター栽培に適しています。
 深さ15cm以上のプランターに市販の培養土を入れ、種をじかまきします。株間を20cm取り、瓶底などで土の表面を軽く押してくぼみを作り、1カ所に4、5粒を少し間隔を空けてまきます。覆土の厚さは種の大きさの2~3倍とします。
 発芽して本葉が2枚になった頃、1カ所2本立ちにします。残す株元を手で押さえて、根が傷まないように間引きます。
 花が咲き始めたら、1000倍程度の液肥を1週間に1回施します。肥料が多過ぎると葉ばかり様(つるボケ)になり、落花やアブラムシの発生の原因にもなります。
 土が過湿や乾燥にならないよう、水やりは朝やって夕に土の表面が乾く程度とします。土がいつも湿っている状態になると、酸素欠乏になり根が傷みます。開花期に乾燥すると、落花や落莢(らっきょう)が多くなります。
 開花後2週間ぐらいで収穫期を迎えます。実が少し膨らんだ頃、さやが柔らかいうちに若取りします。取り遅れないように順次収穫していきます。
 取りたてのインゲンは甘味があり、ゆでてマヨネーズを掛けるだけでムシャムシャ食べられます。和洋中、いろいろな料理にも使えます。ゆでて冷凍保存もできます。
藤巻久志(ふじまきひさし) 種苗管理士、土壌医。種苗会社に勤務したキャリアを生かし、土づくりに関して幅広くアドバイスを行う。